ガソリン車 vs EV車 生涯コスト・損得判定ツール 算出ロジック解説

当サイト(qol-up.com)の「ガソリン車 vs EV車 生涯コスト・損得判定ツール」をご利用いただきありがとうございます。

このシミュレーターは、皆様が車を買い替える際の「リアルな維持費の差額」を客観的に比較し、未来の家計プラン(QOLの向上)の参考にしていただくために開発しました。

ここでは、当ツールがどのような基準やデータに基づいて10年間(グラフ上は7年間)のコストを計算しているのか、その裏側のロジック(算出根拠)を詳しく公開します。

1. ガソリン車の算出基準

ガソリン車の維持費は、選択された「車のクラス(排気量・車格)」と「年間走行距離」に応じて、以下の基準で自動計算しています。

  • 燃費の基準
    • 軽自動車:18 km/L
    • コンパクトカー:15 km/L
    • ミニバン・SUV:11 km/L
  • 税金(自動車税・重量税など)
    • 軽自動車:約10,800円/年 + 車検時の重量税等
    • コンパクトカー:約30,500円/年 + 車検時の重量税等
    • ミニバン・SUV:約36,000円/年 + 車検時の重量税等
  • メンテナンス費用(オイル交換など)
    • ガソリン車特有の出費である「エンジンオイル・エレメント交換」は、入力された年間走行距離に応じてシビアに計算しています(約5,000km走行ごとに1回、約5,500円の費用が発生するロジックです)。
  • 車検・法定点検費用
    • 車検基本料や各種法定点検の平均的なベース費用を、各クラスごとに設定し、車検のタイミングで加算しています。

2. EV(電気自動車)の算出基準

EVは燃料代(電気代)が安く、税制優遇が手厚い一方、充電環境によってコストが変動します。当ツールでは以下の基準を採用しています。

  • 電費(燃費に相当)と電気代
    • 電費の基準:一律 6.5 km/kWh
    • 戸建て(自宅充電)の場合:深夜電力プランを想定し「22円/kWh」で計算。
    • マンション等(外部充電)の場合:外部の急速充電器・充電スタンドの利用を想定し「55円/kWh」で計算。
  • 税金(クリーンエネルギー自動車優遇税制)
    • 自動車税:一律 25,000円/年(購入翌年はグリーン化特例により75%減税を適用)。
  • メンテナンス費用
    • EVはエンジンオイル交換が不要なため、オイル交換費用は「0円」として計算。車検時の基本料金もガソリン車より安価に設定しています。

3. 初期投資・購入時の差額について

シミュレーションのスタート地点(0年目)は、入力された「EVの車両価格」と「ガソリン新車の車両価格」の差額をベースにしています。

  • EV購入補助金の適用
    • 「補助金を利用する」を選択した場合、国や自治体のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金等を想定し、EVの初期コストから一律50万円を差し引いてスタートラインを計算します。
  • 自宅充電用の工事費
    • 「戸建て(自宅充電可)」を選択した場合、屋外コンセントの設置工事費として、EVの初期コストに一律8.5万円を加算しています。

4. 免責事項(ご利用にあたってのお願い)

  • 本ツールは、2026年現在の一般的な税制、平均的な燃費・電費、および新電力プランの料金目安を元に作成した「簡易シミュレーター」です。
  • 実際の購入価格、値引き額、お住まいの地域のガソリン価格・電気料金プラン、運転の仕方(エアコンの使用頻度等)によって、実際の維持費は変動します。
  • 補助金の額は、車種や申請のタイミング、お住まいの自治体によって大きく異なります。最新の正確な補助金情報は、必ず国や自治体、販売店の窓口でご確認ください。
  • 本シミュレーションの結果は、いかなる金銭的な利益や正確性を保証するものではありません。未来の家計計画を立てるための「ひとつの目安・判断材料」としてご活用ください。