- 公開日2026.08.15
- 更新日2026.07.06
ポケットWiFiはもういらない?スマホのテザリング機能を使って通信費を一本化するメリット・デメリット
「毎月のスマホ代とは別に、ポケット型Wi-Fiの基本料金も払っているけれど、本当に両方必要なのかな……」と疑問に思ったことはありませんか。
結論からお伝えすると、お家や外出先でのネットの使い方が「たまにパソコンやタブレットを開く程度」であれば、スマホの「テザリング機能」を上手に使うことで、ポケット型Wi-Fiを解約して通信費をスマホ一台にスッキリ一本化できます。
毎月数千円の「二重払い」を解消できれば、家計の固定費は劇的に軽くなります。この記事では、テザリングで通信費をまとめるメリットと、乗り換える前に必ず知っておきたい注意点を分かりやすく解説します。

1. そもそもスマホの「テザリング機能」って何?基本の仕組みを解説
まずは、「テザリング」という機能がどのようなものなのか、その基本的な仕組みから見ていきましょう。
1-1. スマホを「小さなWi-Fiルーター」に変える便利な機能
テザリングとは、あなたが普段使っているスマートフォンを、一時的に「小さなWi-Fiルーター(電波を飛ばす機械)」に変身させる機能のことです。
スマホがキャッチしている携帯会社の電波を、他の機械におすそ分けするようなイメージです。特別な機械を新しく契約しなくても、今持っているスマホの設定を少し変えるだけで、誰でも今すぐ無料で(一部プランを除く)使い始めることができます。
1-2. パソコンやタブレット、ゲーム機も外でネットに繋げられる
スマホのテザリングを「オン」にすると、スマホから専用のWi-Fi電波が飛び始めます。 そこに、ノートパソコンやタブレット、あるいは携帯型ゲーム機などを接続すれば、Wi-Fi環境がないカフェや公園、電車の移動中であっても、いつでもどこでもインターネットを楽しめるようになります。
2. 毎月数千円が浮く!通信費をスマホ一台に「一本化」する3つのメリット
ポケット型Wi-Fiを手放して、通信環境をスマホ一台にまとめることで、暮らしと家計にどのような良い変化が起きるのか、3つのメリットをご紹介します。
2-1. 【コスト削減】ポケット型Wi-Fiの月額料金が丸ごと浮いて家計がラクになる
一番のメリットは、やはり毎月の支払いが大きく減ることです。 ポケット型Wi-Fiを契約していると、毎月およそ3,000円から4,000円前後の基本料金がかかっていることが多いです。これをスマホのテザリングに切り替えれば、その数千円の支払いが毎月丸ごと「ゼロ」になります。年間で計算すると、数万円もの大きな節約に繋がります。
2-2. 【荷物が減る】外出時にルーターを持ち歩く手間や、充電の管理から解放される
外出するときに、スマホに加えてポケット型Wi-Fiの本体や、その充電器までカバンに入れて持ち歩くのは意外と重くて面倒なものです。 一本化してしまえば、持ち歩く機械はスマホ一台だけで済みます。お出かけの際の荷物がスッキリと軽くなり、「ルーターの充電を忘れて外で使えなかった」といううっかりミスに悩まされることもなくなります。
2-3. 【契約がシンプル】支払いやマイページの管理が一つの会社だけで完結する
複数の通信会社と契約していると、「今月は何日にどこからいくら引き落とされるのか」の管理や、住所変更などの手続きが面倒になりがちです。 通信をスマホに一本化すれば、毎月の請求は一箇所だけになり、家計簿をつけるのも格段にラクになります。
3. 乗り換える前に要チェック!テザリング一本化のデメリットと注意点
通信費をまとめるメリットは非常に大きいですが、すべてをスマホ一台に頼るからこそのデメリットや注意点もいくつか存在します。後悔しないために、しっかり確認しておきましょう。
3-1. スマホの「バッテリー消費」が激しくなり、電池の劣化が進みやすくなる
テザリングを使っている間、スマホは常に電波を受信して、さらにそれを他の機械へと飛ばし続けるため、通常よりもたくさんの電力を消費します。 そのため、スマホのバッテリー(電池)の減りが非常に早くなります。
外で長時間テザリングを使う場合は、モバイルバッテリーを一緒に持ち歩くなどの対策が必要です。また、スマホが熱を持ちやすくなるため、長期的には電池の寿命が少し縮みやすくなるという側面もあります。
3-2. スマホのデータ容量(ギガ数)を大量に消費し、速度制限のリスクがある
パソコンやタブレットでインターネットを見る場合、スマホで見るよりも画面が大きいため、知らず知らずのうちに多くのデータ容量(ギガ数)を消費してしまいます。
特に、パソコンで高画質な動画を長時間見たり、大きなファイルを出したり入れたりすると、スマホの月間データ上限にあっという間に達してしまい、スマホの通信速度まで遅くなってしまうリスクがあります。
3-3. 契約している携帯プランによっては「テザリングの上限」や有料オプションの場合がある
携帯会社や契約しているプランによっては、「データはお店で使い放題だけれど、テザリングとして使えるのは月に30ギガまで」といった個別の制限が設けられていることがあります。 また、古いプランのまま使っている場合、テザリングを利用するのに月額数百円の事前申し込み(有料オプション)が必要なケースもあるため、現在の契約内容を事前にチェックしておくことが大切です。
4. あなたはどっち?「テザリング一本化」が向いている人と不向きな人の特徴
メリットとデメリットを踏まえた上で、あなたがポケット型Wi-Fiを解約しても大丈夫なタイプかどうかを見極めてみましょう。
4-1. 向いている人:外でのパソコン利用がたまにで、スマホが大容量プランの人
- 外でパソコンやタブレットを開くのは、週に数回、1回あたり1時間程度である
- 主な用途は、メールの確認やニュースの閲覧、ちょっとした書類作成である
- 現在、スマホのプランが「データ使い放題」や「30ギガ以上の大容量プラン」である
これらに当てはまる方は、ポケット型Wi-Fiを持っていなくても、スマホのテザリングだけで十分に、しかも快適に用事を済ませることができます。
4-2. 不向きな人:オンラインゲームや動画編集など、毎日大容量の通信を行う人
- 外や自宅で、毎日のようにパソコンでオンラインゲームをしたり、動画の編集・配信をしたりする
- 家族みんなで同時に複数のタブレットやパソコンをネットに繋ぎたい
- スマホのデータプランが、月に数ギガ程度の小容量プランである
このような使い方の場合は、スマホのテザリングだけではデータ容量も速度も足りなくなってしまいます。ポケット型Wi-Fiや、お家の光回線をそのまま残しておく方が安心です。
5. まとめ:自分の通信量を見極めて、無駄な二重払いをスッキリ解消しましょう
スマホの「テザリング機能」を使った通信費の一本化について解説しました。
- テザリングを使えば、スマホをWi-Fiルーター代わりにしてパソコン等を繋げられる
- ポケット型Wi-Fiを解約すれば、毎月数千円の固定費を丸ごと浮かせられる
- ただし、スマホのバッテリー消費や、データ容量の使いすぎには注意が必要
まずは、自分が普段どれくらい外でパソコンなどのネットを使っているか、スマホの月々の通信量(ギガ数)の履歴を見ながら振り返ってみてください。「これならスマホ一台で収まりそうだな」と感じたら、まずは1ヶ月間、ポケット型Wi-Fiを使わずにスマホのテザリングだけで生活してみるお試し期間を作ってみるのもおすすめです。
「自分のスマホのプランでテザリングを使うといくらかかるか知りたい」「一本化するのに一番おトクな携帯会社に乗り換えたい」という方は、ぜひ以下の便利な固定費見直しツール集も参考にしてみてくださいね。